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「新型コロナ太陽光に弱い」 トランプ大統領 珍治療法に言及 − アフィリエイト動画まとめ
外出の自粛を強く求めるステイホーム週間2日目の26日、取材班は都内の公園へ。
26日は天気がいいからか、ベンチで日光浴している人が多く見られた。
昼時の公園では、まぶしい日差しのもと、日光浴をする多くの人の姿があった。
実は、この日光浴にも関わる大変気になる発表があった。
アメリカ国士安全保障省のウィリアム・ブライアン氏は、「熱と湿気が新型コロナウイルスの弱点で、太陽光に弱いと特定した」と述べた。
トランプ大統領も同席した会見で、アメリカ政府の高官が、新型コロナウイルスは太陽光や高温多湿に弱いとする研究結果を明らかにした。
気温21度から24度、湿度80%という条件で、物の表面に付着した新型コロナウイルスを調査。
その結果、暗がりではウイルスが半減するまで6時間かかった一方で、紫外線の強い太陽光のもとでは、わずか2分で半減したという。
この発表に、トランプ大統領は「患者の体内に日光を照射したり、消毒液を注射したりするのはどうだ」と、科学的根拠のない、まさにフェイクな治療法に言及。
一方、日本では、新型コロナが太陽光に弱いという報道を受け、ネット上で「太陽光」が急上昇ワードとしてトレンド入りする事態に。
そして、「これはうれしいニュース! 外出した方がいいな」、「みんな! 外出するぞ! 最高のGWにしよう」といった投稿が躍った。
太陽光を浴びるため外出するとの声が相次いだ。
公園を訪れた人は、「すごく良い天気で、ちょっと日に当たる日光浴が一番いい。聞いた話では、温度が上がれば新型コロナも少し弱まる」と話した。
では、本当に新型コロナウイルスは太陽光に弱いのか。
大阪府立大学放射線研究センター・秋吉優史准教授は、紫外線で撃退することは可能としたうえで、ウイルスが半減した2分という時間について、「わたしが計算した結果では、14分という値が出ている。わたしが使ったデータは、液体の中でウイルスを入れて、そこに紫外線を当てた。紫外線は水の中で吸収されてしまうので、その分を加味すると、2分程度はあり得るかなと思う」と指摘した。
夏場の40度以上の強い太陽光であれば、2分もあり得るという見方。
ただし、実験結果は細かい条件によって変わるため、アメリカ政府は、くわしい研究データを公開するべきだとしている。
一方、街で聞かれたのは、紫外線の強くなる夏には感染の拡大が収束するかもしれないという期待。
公園を訪れる人は、「夏が待ち遠しいですね。(収束)してほしい、夏には…」、「夏、少しは(新型コロナは)下火になると思う」などと話した。
しかし、専門家は、高温多湿のシンガポールなどの国でも感染が確認されていることから、夏だからといって決して楽観はできないとしている。
そして、新型コロナ対策として日光浴をしようとする人に対して、秋吉准教授は「体の表面についたウイルスをなくしてしまうという効果はあるが、それでしたら、手を洗ったほうが早いかな」と話した。
(2020/04/27)
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